混乱する意思表示
民法の意思表示は心裡留保、虚偽表示、錯誤、詐欺、強迫とありますが、対抗出来ない第三者の選択で迷うことがよくあります。
強迫の場合、善意であれ無過失であれ第三者に対抗出来ません。これはすぐに覚えられます。
問題はあとの4つ。心裡留保、虚偽表示は善意の第三者ですが、錯誤、詐欺は善意無過失の第三者に対抗出来ません。
心裡留保、虚偽表示の方が錯誤、詐欺より表意者の帰責性が高いことが読み取れますね。
詐欺も十分帰責性が高いと思うのですが、無過失が要求される根拠がよく解りません。理屈で考えるより覚えてしまった方が速いですね。
同じように覚えた方が速い項目は多くありますが、整理せずに覚えると抜け漏れが出てきます。整理した上暗記して、本試験にはベストに持って行きたいです。